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もどかしさの先に・・・。次回公演についての話です。


こんにちは!三原です!

いかがお過ごしでしょうか?


札幌ではまん延防止等充填措置が適用され、東京でも緊急事態宣言が延長される中、なかなか収まらない新型コロナウイルス感染症に、皆様も様々な思いをしていると思います。

第一線で頑張っていらっしゃる医療従事者の方々には頭が下がります。

また、仕事が少なくなったり、解雇されてしまったり、金銭的にも苦しい思いをしている人にも、「何かできないか?」と、思う事しかできず、もどかしいです。


ブログもしばらく間が空いてしまい、すみません。

色々考える毎日で、まとまらない状態でしたが、次回公演を期待して待っていただいている方々にも、私たちの現状の方向性や考えをお伝えしようと思い、今回のブログをつづらせていただきました。


結論から申し上げると、現状で、次回公演の計画は「白紙」状態です。

ご期待いただいている皆様には、大変申し訳なく思っておりますが、今の状態で公演活動をするのは少し「違うかな・・・。」と、感じるのです。

気持ちとしては「やりたい!」と、いうのはもちろんあります。

やっぱり、表現したいものがあるからです。

しかしながら、このコロナの状態では、完璧な安全で公演ができるという保証がありません。

手洗い、アルコール消毒、換気、アクリル板、体温計測・・・。

リスクを下げる方法は色々あります。

しかし、一番効果的な対策は「人同士の接触を減らすこと。」だと、情報を集めれば集めるほど、そう考えてしまうのです。

「接触を減らす事」以上のリスク対策があれば、教えてください。


チケットを売って、買ってくれて、観にきてくれる。

それはこの上ない喜びです。

「お客様は神様です。」最近では良い言葉として受け取られないことも多いですが、私はこの気持ちは大切だと思っています。(「神対応」「神グッズ」など、何でもかんでも「神」とつける風潮なのに「お客様は神様」を嫌がるのはちょっと不思議。)

そういう「大切な人たち」を集めたことで、「大切な人たち」限定で「感染リスク」を高めてしまうのは、私達は「嫌だ」と考えるのです。


もし公演に軽く咳をしているだけの方がいらっしゃったとして、

検温でも熱はなく、「だるさもその他症状もない!観たいんだ!」と言われた時に「自分は入場を断れるか?」と、自分に問うた時「客席に入れてしまう可能性はない!」とは言い切れないのです。

本当にコロナでもなんでもなくて、熱心に自分たちの公演を「観たい!」と言ってくれているのかもしれない。

けれど、無症状の方もいる中で、PCR検査をしたら陽性となる方かもしれない。

自分たちのことを「観たい!」と言ってくれる嬉しさに、甘い判断をする可能性は正直あります。


他にも

無症状のお客様を客席に通してしまうこともありうる。

無症状のキャストを舞台に上げてしまうかもしれない。


万が一、クラスターを起こしてしまったら、2度と立ち直れないでしょう。


また、今の状況で自分たちができる社会貢献は「感染しないこと」だと思っています。

医療機関が逼迫する中で、一番しんどいのは最前線で戦っていらっしゃる医療従事者だと思います。

その方々から「自分たちは我慢しているのに、飲み会で騒いで感染した患者が運ばれてきた。」と、いう話を聞くと、居た堪れない気持ちになります。


自分が看護師になったと考えてみてください。

自分は毎日、過酷な労働を強いられ、家族にも感染させないように自宅にもしばらく帰れていません。

重症化し亡くなられる患者さんとも出会います。

休日は外出禁止が病院から言い渡されています。

ボーナスはカットされ収入も減りました。

それでも自分は人間です。

推しのアーティストの1人や2人はいます。

そんな毎日の中「自分の推しのアーティストのライブに行って感染した。」

と、いう患者が運ばれてきたら、どんな気持ちになるでしょうか?


そのようなことを考えると、医療従事者の方が、エンタテイメントを楽しめるようになる時までは、公演をすることは「何か違う」と、考えてしまうのです。


ただ、私たちはこの時間を無駄には過ごしていません。

終息した時にこの貯めているパワーを爆発できるように、しっかり準備しています。

だから、今は堪えるのです。


お待たせして、本当にすみません。

その先の私たちに期待してください!

引き続き、応援、よろしくお願いいたします。


(早期終息を願って、写真は先月参拝いたしました神社です。)

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